ＲＰＧはロール･プレイング･ゲームを略したもので、ＴＶゲームではおなじみのジャンルです。日本語に訳すと「役割を演じながらするゲーム」、主人公になりきって進めていくゲームと紹介されます。
ロードス島関係でよく登場するテーブルトークＲＰＧ、ＴＲＰＧは何人かで集まってＧＭ（ゲームマスター）と呼ばれる人を中心に会話形式で進められるゲームです。その元となるルールの一つが｢ロードス島ＲＰＧ｣で、有名なものとしては｢ソード･ワールドＲＰＧ｣があります。
ＴＲＰＧでは、ＧＭがシナリオを用意し、プレイする人はプレイヤーを選択し、シナリオに沿ってゲームが進んでいきます。簡単に言えばゲームソフトの役割をＧＭが行い、パーティーのメンバーそれぞれを各プレイヤーが演じながらゲームをやるということになるかもしれません。
また、ＲＰＧリプレイとは行われたゲームで話した会話をそのまま本にしたものです。脚本に似た形になっており、会話形式で物語が進んでいくので、小説とは違った面白さがあります。
より詳しいことは書店で手にとって｢はじめに｣などを読むとわかるのではないかと思います。ＲＰＧリプレイはルールがわからなくても面白く読むことができ、ロードス島ＲＰＧリプレイは戦記の Ｉ から伝説へと読んでいくと、ルールの発展もあわせてわかり、より楽しめます。
なお、1998年12月に富士見書房から｢ロードス島ワールドガイド｣が発売され、これによってロードス島でも｢ソード･ワールドＲＰＧ｣を使って遊べるようになったことなどから、「ロードス島ＲＰＧ」の今後は不透明になっています。